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他者の寿命

彼女は、母の日に、遠くに住んでいる母親に電話をした。 普段なら、滅多に電話に出ない母親が、電話をとったので、 あれっ、、、、やっぱり、母の日の電話を期待していたのかなぁ、、、、 そんな風に、彼女は思った。 相変わらず、自分中心に話す母親だった…

ハイヒールとスニーカー

仔犬のミズ ビーと出会った時は、スカートにハイヒールと言った、彼女にとっては、その頃の定番ユニフォームみたいな格好をしていた。 翌日、ミズ ビーと隣のアパートまで一緒に歩いた所で、掴んでいたミズ ビーのリードに、突然、強く引っ張られ、青空を一…

Mother's Day

日曜日は、レストランでブランチでも食べようかと彼と彼女が出かけても、 『 今日はMother's Day ですから、Mother's Day のスペシャル ブランチの予約でいっぱいなので、2時間待ちになりますね。』 そう言われて、 「 、、、、何処か、そう言うの、やって…

人生をふと振り返る時

ある程度の年になると、誰にでも、自分の人生をふと振り返る時があるはずだ。 若いと思っている時は、まだまだ先があるのだからと、人生に迷っても、 そのうち、どうにかなるさ! と、楽天的に考えられる場合が多くある。 そして、人生において、まだまだ経…

線の上の点

ハイスクール、カレッジ、そして、プロの如何なるゲームであっても、勝ち、負けの結果がゲームの全てだと彼は言う。 結果は、もちろん大切なことには違いないが、どのようにして勝ったのか、負けたのかのプロセスを観たいからゲームを観るのだと彼女は言う。…

ウン○の始末

ティーンの男の子が、小型犬と歩いていて、その犬が、家の真ん前の芝生の上で、お尻を丸ませ出した所に、彼女は出くわした。 その男の子が、彼女を見て焦り出したので、ポケットから犬のウン◯を取るための袋でも取り出すのかと思ったら、 男の子は、最初から…

72歳の女性の言葉

ペットの猫と犬を乗せてドライブしていた72歳の女性が、アリゾナの砂漠の携帯電話も繋がらない所で迷ってしまい、9日間、水も食べ物も無しで、やっと無事に救出された。 その女性の話からすると、 女性は、ドライブしていて、なぜかしら間違った道に入って…

しなくなったこと

ミズ ビーが形として見えなくなってから、 しなくなったこと、 それは、何だろう? 彼女が考えて、すぐ目に入ったのは、ベッドだった。 そう言えば、、、、 昼寝、、、、、 しなくなった、、、、 ミズ ビーの昼寝につられて、すぐ横で彼女も昼寝したものだっ…

利他

彼が言った。 「 ミズ ビーは、どんな時でも、どんな状態になっても、俺達を守ろうとした。歩けなくなっても、目が見えなくなっても、声が出せなくなっても、食べることが出来なくなっても、、、、仕草でさ、、、、最後の最後まで、俺達のことを心配していた…

改名

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ココナッツ シュリンプ

彼が、久し振りに、冷凍食品のココナッツ シュリンプを買って来た。 彼女は、長い間、ご無沙汰していた知人に会ったような、そんな不思議な気持ちになりながら、そのボックスを両手でシッカリ掴んで、見つめた。 そして、 オーブンで温めてから皿に移して、…

ハート

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親友

子供の時から、多くのペット達に囲まれて育ち、多くの納得の行かないペット達の死に憤慨し続けた女性が書いた本を彼女はベッドの上で読んでいた。 その女性の体験記の中には、 子供の時にペットとしてファミリーからプレゼントされた子牛が大きくなってから…

盗まれた犬

ピットブル ドッグ レスキュー グループが、数日間、近くの路上を独りで彷徨っているピットブルがいるからレスキューして欲しいと通報を受けて、その現場に行って見た。 その噂の犬を見つけることは出来たが、ピットブルを何頭もこれまでにレスキューし一緒…

最低男

カフェのガラス ウィンドウの前方には公園がある。 その中で週末にはファーマーズ マーケットが開かれていて、特に天気の良い日は多くの人でいっぱいになって公園を埋め尽くしてしまうのだが、彼と彼女がその近くを歩いて通り過ぎた時には、平日の早い朝だっ…

弱者

彼と彼女は久しぶりに早起きしたので、タウンにあるカフェまで歩くことにした。 ミズ ビーがいた時は、毎朝、早めに起きて、ミズ ビーの最後の1年位前までは外に出て歩いたものだった。 彼女は眠くてたまらなかったり、寒さにふるえても、ミズ ビーの喜びに…

バレンタインズ ハグ

2月14日は、バレンタインズ デーですね。 ワクワクしている方達がいる中で、そんなの、どうでもいいと思っている方もいることでしょう。 数日前に、ニュースで、とっても微笑ましいハグをしている方達が映っていて、ウットリしてしまいました。 バレンタイン…

飼い主を選んで生まれて来るならば

何気なく見た記事に、『 ペットは飼い主を選んで生まれて来る 』と書かれていた。 しかしながら、たとえ、ペットが飼い主を選んで生まれて来ても、飼い主が責任を持って育てられなかったり、育てたくても事情や状況のために、ペットを不幸にすると思われる場…

文字にすると

昨日の《スイート ドッグ》のホワイト ピットブルは、その後、他のボランティアのホームに預けられ24時間体制で監視されることに成ったので、奇跡的に病気が無くなる以外は、今後、テレビで観ることは無いかもしれない。 しかしながら、ブログに文字にして載…

スイート ドッグ

テレビを観ていたら、ホワイトのピットブルが映っていて、数ヶ月前に全くひと気の無い雑草が生い茂るような山中に独りでいることを知らされたレスキューグループが、いろいろ策を凝らしても、用心深いのと、すぐに気付いてしまうのとで、確保するのに梃子摺…

アイロン

彼女はベッドの上から、彼がアイロンを掛けているのを見ていた。 アイロン台を置いて、シャツをその上に置き、アイロンをその上から当てて静かに滑らせ、それに集中している彼は、いつもより穏やかで、顔に笑みさえ浮かべていた。 彼は、彼女に、アイロン掛…

親の無知、子供の疑問

彼女が幼い時は、大型犬や雑種犬は外で飼うものと思っている人達が周りに多くいた。 そして、その人達の多くが犬を外で飼う目的は、空き巣や泥棒撃退のための犬で番犬と呼んでいた。 そのためもあって、犬達は散歩などもしてもらえず、同じ場所に鎖などで繋…

子供

彼女は、子供を産んだことが無い。 彼も子供を持ったことが無い。 正直、彼女には、そのことについて彼がどう思っているかはわからない。 『 ねぇ、自分の子供がいないことを、実際のところ、どう思っているの?』 彼女は彼に、そう訊いたことがあった。 彼…

彼の4本足のゲスト

aoifox.hatenadiary.com 彼女は、4本足のゲストのマグネットを見つけたことを彼にメールした。 彼から、 『 インテレスティング 』 ただ一言、そうメールが返って来た。 彼女は、そのマグネットを彼の机の上に置いた。 そして、ミズ ビーと彼と一緒に滞在し…

4本足のゲスト

見えなくても、いるような、そんな気がする時がある。 彼女は、ミズ ビーが彼女が座っていたリクライニングチェアのすぐそばの床に座って彼女を見ているような気がしたが、実際に、それが見えたわけでは無かったので、 気のせいか、 自分のミズ ビーに会いた…

「 行って来るよ。」 彼の声で彼女は目が覚めると、彼はコートを着て彼女の顔の方に前屈みになって立っていた。 あ〜っ、そうか〜っ、今日は彼の仕事始めだった。。。。 そう思いながら、仕事を持たない自分に少し罪を感じながら、彼女は、 「 雨、降ってい…

狙われる時

彼と彼女は、食料品を買うために、マーケットに行った。 思ったより混んでいて、彼女が驚いていると、 「 もうすぐで休みも終わりだ。この間に家を空けていて、帰って来たら食べる物が無くて、仕事が始まる前に買い溜めようと、みんな、思うものなんだ。」 …

新年の御挨拶

あけまして おめでとうございます。 読者になって頂いた方々、ありがとうございます。 ミズ ビーのいない2度目の新年を迎えました。 初夢に出て来たミズ ビーにハグすることが出来て、今でも、ミズ ビーに守られているような気に成りました。 ミズ ビーがい…

それぞれのクリスマス

ミズ ビーのいない2度目のクリスマスが近づいている。 いないものはいないのだから。。。。 そうわかっていても、いない存在のことを思って涙する人達は、世界中に、どの位いるのだろう? そう思うと、自然に、涙が止まる。 楽しいはずのクリスマス、 しかし…

Black Coat

新しいウインターコートを買ったら、まだ十分、着れて、シミやホツレなども無い、誰をも暖かくしてくれるような他のコートを寄付するようにしている。 自分が1度でも袖を通した物を、いくらタダと言えど他人に着てもらうのは、どうかなぁ〜っと、ずっと思っ…

HOPE

彼女が買い物に出かけて、他人から嫌な思いをさせられたことを言うと、 「 この季節は、ネガティヴな人間達が増えるから、気を付けた方が良いぞ! 」 彼は、そう言った。 「 そうかもね〜。ホリデーシーズンは、幸せな人達と不幸な人達のギャップが大きくな…

コクーン

彼が、 「 寒いなぁ〜 。急に、寒くなって来たように思わないか?」 と言いながら、ベッドの上でコクーンのように毛布で全身をカバーしている姿を見て、彼女は、 彼から『寒い』などと聞くことは滅多に無かったのではないかと思った。 ミズ ビーがいた頃は、…

人間と人間、人間とぺット

ミズ ビーがいなくなってから、彼女は、月に1度位の割合で、彼と別れようかなぁと思うことがある。 そんな時は、一緒にいることも、顔を会わせることも、彼のいる空気を吸うことさえも嫌になる。 ただ無性に、彼のすることやしたことに腹が立ち、あれもこれ…

かもめはかもめ

「 昨日、車を停めただけで、ミズ ビーが一緒だったから歩かなかっただろう? 今日はどうだ? 歩きたいか?」 ただひたすらに車の窓から海を見ている彼女に、彼は、そう訊いた。 彼女は、前日、ミズ ビーの納骨箱を膝の上に置いて同じ場所に来たことを思い出…

お似合い

車の中から海を眺めながら話し出して間も無く、SUVがすぐ隣に停まった。 「 いったい、どうして、俺達のすぐ隣りに停めるんだろう?」 駐車場を見回すと、ほとんど車は停まっていなかったので、彼女も彼の顔を見ながら、いつものように、目と手を使って、 『…

連休

サンクスギブィングの連休は、彼と彼女は、何をしていいのか、ちょっとだけ途方にくれた。 2人ともターキーを料理したこともなければ、買ったことも無く、ましてや、ターキーを食べに来て下さいなどのインビテーションなどもあるはずが無かった。 祭日だから…

フレンチ ポリス ドッグ Diesel の死

パリ郊外のサン・ドゥニで、テロリスト達とフレンチ ポリスとの50発以上の銃撃戦で、ポリス ドッグのDiesel(ディーゼル)が弾を受けて亡くなったそうです。7歳でした。 Diesel は、ただひたすら、健気に、人間達を喜ばせたかったのではないでしょうか?

犬の毛

着ていたブラックシャツを見ても、1本の犬の毛も付いていなかった。そして、虚しくなった。 ミズ ビーの姿が完全に燃えつきてしまってから、もうすぐ1年を迎えようとしている今は、彼女の1本の毛さえ見ることは無い。 こんなに、早く? 取っても取っても、決…

It...Is...What...It...Is...

彼女は、ブログを休んで、いろいろーなことを考えていた。 しかしながら、それによって、何らかの結論を出そうとは思わなかった。 黙って、ボーッと、思いのままにまかせていると、あっと言う間に夜になり、そして、朝が来る。 こうして、年を重ねて行くこと…

生きろ❗️

彼と彼女が住んでいる辺りにも、二人の関係や一緒に住んでいる事を好まない人達がいたりする。 彼女は、そう言う人達が、これ見よがしに彼女の前に現れたり、意味ありげで意地悪な目でジーッと見たり、差別用語を吐き捨てたり、兎に角、自分の存在を何とかし…

そして、彼からの言葉

彼女がミズ ビーと住んでいたアパートを通り過ぎて、車がホテルに着いて完全に止まるまで、壊れたと思ったクーラーは、まるで、それが嘘だったかのように、元のクーラーに戻り、彼女の顔に、心地良い冷たい風を当てた。 それが、翌朝からは、また、風が出な…

ミズ ビーのパピー時代のアパート

彼と彼女は、週末休暇を利用して、2人が以前、住んでいた大都会に行った。 その大都会で、彼女はミズ ビーに会い、その後、彼に会った。 着いて間も無く、彼が、 「 俺たちが別々に住んでいた辺りに行って見ないか? 変わっているかどうか見に。」 と、言っ…

ペットの剥製

ミズ ビーの息が止まってしまった二日後の焼き場に向かう車の中で、彼女が下を向きながら、 「 私ね、亡くなったペットを剥製にする人達を、なんて、酷い事をする人達なんだろう、理解できないって、ずーっと思って来た。だけどね、こうしてミズ ビーが死ん…

拷問

彼女が、窓から外を見ながら、 「 あ〜っ、かっわいい〜! シッポを振りながら、挨拶しあっている〜! 似ているけど、同じ母親から産まれたのかなぁ? 」 そう言った。 彼が、彼女の後方から、 「 犬かー? 犬を見ているのかー?」 と言った。 彼女は顔だけ…

笑う犬

彼が帰宅してから、 「 今日は、何をしたんだ? どんな日だった?」 と、彼女に訊いた。 彼女は、取り立てて、何かしたと言えるような事は何もしなかったので、レージーな日とでも言いたかったが、一生懸命、働いて帰って来ている彼に、そう言うのは申し訳な…

エンジェル ライト

人気ブログランキングへ 最近、彼は、家で残業する事が減った事もあってか、早めに寝るようになった。 彼女も、彼につられて、一緒にベッドに向かうが、、、、 部屋を暗くしてから、目が冴えて来て、彼のように、すぐには、寝付けないで、起き出して、暗闇の…

眠れぬ夜の占星術

人気ブログランキングへ 早めにベッドに入ったにもかかわらず、全く眠くならず、彼女は、朝の5時過ぎまで、ベッドの上で、もがいていた。 日中に、紅茶を多めに飲んだのがいけなかったのか、 ケイタイを寝る間際まで見ていたのがいけなかったのか、 気が沈ん…

『愛』とは、なんと「哀しい」ものでしょう

箱に入れっぱなしにしておいた古本や雑誌の整理をしていたら、全く読んだ憶えのない本が出て来た。 題名は、【『愛』とは、なんと「哀しい」ものでしょう 】 ハードカバーだが小形でページ数も41ページと少なく、カバーの右上には「子供とおとなのために」と…

誕生日のプレゼント

「 誕生日のプレゼントに何が欲しい?」 彼が訊いた。 「 何もいらない。欲しいのはミズ ビーだけ。」 彼女は言った。 彼は、哀しい目をして、彼女を見た。 「何も、いらない。今、持っている全ての物を失って、ミズ ビーを見えない世界から取り戻せるなら、…

Love Is Sweet と書かれていても。

彼に Love Is Sweet のベアーを見せて、 「 これね、ミズ ビーの毛がついて出て来たの。」 そう言うと、彼はクスッと笑って、 「 それで、毛は、どうしたんだ? ミズ ビーの毛が付いた物なんて、最近は全然、見なくなったなぁ。」 と言って彼女から目をそら…