人も犬も年老いて行く。

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彼女が母親と電話で話したら、
 
 
「 最近、涙ばっかり出るの。なんだか悲しくて、しょうがないの。」
 
 
そう言っていた。
 
 
なぜなのかを訊くと、別に、取り立てて理由が無いのだと言っていたが、あるに決まっていると、彼女は思った。
 
 
言っても彼女には分かってもらえないとか、言ったら、ただの愚痴に成ってしまうと思ったのかもしれない。
 
 
親子だから言えない事もある。
 
 
年を取ると、強気だった人が弱気に成ってしまうことは多々ある。
 
 
肉体的な衰えは自然な事だし、それに加えて、精神的に辛い事も増えて行く。
 
 
彼も彼女も、ミズ ビーと一緒に暮らし出した16年前と比べて、年老いた自分達を見て、時が過ぎるスピードに言葉が出ないでいる。
 
 
彼女が彼と出会い、彼の父親に初めて会った時に、彼は、
 
 
「 やがては、俺も禿げるぞ。いつかは、わからないけど、、、、」
 
 
と、彼女に警告した。
 
 
「 奇跡が起こらない限り、そうかもね。先に言ってくれて、ありがとう! だけどね、禿げても、あなたが、私の知っているあなたでいる限り、私は、あなたと一緒にいると思う。」
 
 
彼女は、そう言った。
 
 
予想通りに、今、彼の薄くなっている頭を見て、彼女は、嬉しいとも悲しいとも思わない。
 
 
しかしながら、
 
 
一緒に、ここまで歩いて来たんだ、、、、
 
 
そんな風に、ありがたく思う。
 
 

捨て犬MIXの子犬のミズ ビーを飼い出した時に、

 
 
この子が死ぬまで、私には責任がある、
 
 
そう思い、一応、責任を成し遂げても、満足感は全く無く、寝ても醒めても考える多くの疑問が残った。
 
 
そして、思える事は、
 
 
ありがとう。今まで一緒にいてくれて、本当に、ありがとう。
 
 
ミズ ビーには、感謝しても感謝しきれない、そんな気持ちで一杯の彼女だった。