子供の時に一緒に暮らした犬の夢

 

最近の事だった。

 
朝方、彼に起こされたが、眠くてたまらなくて、彼女は、すぐに、また、眠ってしまった。
 
そして、夢を見た。
 
子供の時に、一緒に住んでいたポポに似た犬が、まさに、パーフェクトなグリーンと言いたくなるほどの美しく輝く草の上を歩いていた。
 
彼女と、その犬の間には鉄柵があって、彼女は、その犬がポポなのではないかと思って、鉄柵の外から、その犬の顔を見ようとするが、その犬は、下向きになって草の匂いを嗅いでいて、顔が見えない。
 
彼女は、その犬の顔が見たくてたまらなくて、鉄柵の中に何とかして入って、その犬の後ろをつけるようにして歩く。
 
その犬が歩きながら草の匂いを嗅ぐのを止めて、ちょっと横向きになる。
 
彼女は、ポポに間違いないと思って、大声で、
 

「 ポポーー! ポポーー!」

 
と呼ぶ。
 
その犬は、振り返り、微笑むようにして、彼女を見る。
 
「 ポポなんだね? 元気だった? 会いたかったよ〜〜。ミズ ビーは? 一緒にいるんだね?!」
 
そう言いながら、彼女はポポに近づいて、跪いて、目をつぶって、ポポを正面から強く抱きしめて、涙をこらえながら、
 
「 ミズ ビーのこと、よろしく頼むね。」
 
と言う。
 
その時に、手で感じるポポの体毛が、ミズ ビーの体毛なのに気がつく。
 
そして、目が醒めた。
 
とってもリアルな夢だった。