What's Wrong With Just Being Black ?

 



チャールストンの黒人教会での21歳の白人人種差別者による銃撃事件で9人も殺されたショックで、チャールストンは深い哀しみで包まれているに違いない。
 
一方、カリフォルニア北部のオークランド市では、プロバスケットボールでチャンピオンになったゴールデンステートウォリアーズのチャンピオン パレードがあって、喜びで盛り上がっている。
 
アメリカは広い、いや、広過ぎる、
 
こんな時、特に、彼女は、そう思う。
 
チャールストンのその事件で殺された人達の家族達が1人づつ犯人に対して話し、犯人が、その人達の言葉をスピーカーを通して聞く姿が放送された。
 
家族達の誰もが、人種差別のために2日前に家族が殺されたにもかかわらず、犯人を許すと言っていた。
 

そこには、その人達の強い信仰心と寛大さが感じられたが、

 
怒りを持っても、亡くなった家族は戻って来ない、
 
差別されても、差別で返してはいけない、
 
人種差別が卑劣で邪悪な事で、それが勝利をおさめるとは思えない、
 
哀し過ぎて、痛みでいっぱいで、犯人を恨む余裕が無い、
 
そんな限りなく深い哀しみと崇高さが感じられて、涙が出た。
 
一方、犯人は全く無表情で聞いていて、反省している風は全く無く、
 
人間と非人間、
 
善と悪、
 

これほどまでに違いのある現実に、彼女は、虚しさを感じ、悲しかった。

 
殺された1人の一番若い男性は、目撃者によると、犯人に、直接、話しかけて止める事を説得したが、犯人は、その男性を銃で撃って殺した。
 
その男性は、ラッパーでもあって、それ以前に、ソングも発表していた。
 
What's Wrong With Just Being Black ? 
 
それが、ソングの題名だった。
 
文字通り、
 
単に、黒人である事の何が悪い?
 
皮肉な事に、彼は、単に黒人であったために殺されてしまった。
 
こんなことがあってはいけない、
 
そう思いませんか?
 

 

aoifox.hatenadiary.com