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生きろ❗️

 



彼と彼女が住んでいる辺りにも、二人の関係や一緒に住んでいる事を好まない人達がいたりする。
 

彼女は、そう言う人達が、これ見よがしに彼女の前に現れたり、意味ありげで意地悪な目でジーッと見たり、差別用語を吐き捨てたり、兎に角、自分の存在を何とかして、彼女に覚えさせたいが為にする行動に、

 
この人達、不幸な人生、送っていて、他人を不幸にすることが生きがいになってしまったのだろうなぁ、、、、
 
そんな風に思って、なるべく気にしないようにしているが、ミズ ビーを失ってから、気弱な状態が続いているのもあって、辛くなったりするのも、珍しくない。
 
彼が出張で、いなかった時に、妙に落ち込んで、ミズ ビーを想って泣いていた。
 
そして、
 
死んだら、ミズ ビーに会える?
 
でも、本当に会えるのだろうか?
 
そんな風に不安になったら、もっと涙が出て来た。
 

ティッシュの箱が空に成ってしまったので、新しいのを探していたら、その近くに、丸まったポスターのようなものが壁によし掛かるようにして置かれていた。

 
なんだろう?
 
そう思って、涙と鼻水を新しい箱のティッシュで拭いてから、ゆっくりと開けて見ると、それは、『もののけ姫』のポスターだった。
 
そして、そこには、
 
『生きろ』
 
と書かれていた。
 

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覚えがあるような、無いような、、、、
 

しかしながら、自分が住んでいるところにあるということは、彼か彼女の持ち物であるのは間違いないと思った。

 
2人とも、特別、アニメが好きと言うわけでは無いし、と言っても、宮崎作品は、アニメと言うより芸術だろうから、、、、
 
そんな風に考えていたら、彼からメッセージが入って、もう一晩、滞在しなければならないからと言うことだった。
 
彼女は、早速、彼に、一般的に、死について考えていたら、もののけ姫のポスターを見つけて、そこに、生きろと書かれていて驚いたのだと返答したら、
 
すぐに、彼から、
 
『 大丈夫か? 今、すぐ、帰ろうか?』
 
とメッセージが帰って来た。
 
彼女は笑いながら、死にたいと思ったのでは無く、ただ単に死と言うものについて考えていただけなのだから心配して仕事を放り出して帰って来る必要など無いと念をおした。
 
そして、ポスターを見つけて驚いた事を伝えると、過去に、彼女が、ポスターを見て、ミズ ビーと彼女のようだから欲しいと言ったので、彼が購入したと言う事だった。
 
そんなこともあったのか、、、、
 
彼女は、過去の出来事と言い、現在と、そのようにして繋がりを持ったことに、ちょっと驚いた。
 
そして、声を出して、
 
「 ミズ ビー、マミーのために、このポスター、見つけさせてくれたんでしょう? ありがとう〜!マミーは、死のうなんて思っていないよ!このポスターのメッセージのように生きるよ!ミズ ビーと一緒に生きるよ!」
 
そう言った。