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改名

 

 

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 彼女は、最近は、ミズ ビーのことを考えても泣かなくなったなぁと思いながら、ミズ ビーが亡くなってから、どのくらい月日が経ったのかを数えた。

 
 
そして、数えた後に、突然、虚無になり、出血したかのように、涙がドクドクと目から溢れ出るのに気付いた。
 
 
 
彼が居なくて良かった、、、、。
 
 
 
彼女は、彼には、もう涙を見せたくなかった。
 
 
 
彼は彼女がミズ ビーを喪った哀しみのために落ち込んでも、泣いても、怒ったり、嫌な顔を見せるような男(ひと)では無かった。
 
 
 
しかしながら、彼女は、彼を彼女の弱くなったエネルギーに引き寄せたり巻き込みたくなかった。
 
 
 
ふたりで共倒れするような関係には成りたくない、
 
 
 
そう思うからだ。
 
 
 
こう思えるようになったのも、ミズ ビーのおかげかも知れない。
 
 
 
気持ちが下降がちになっても、いつも、ミズ ビーの存在に助けられ、
 
 
 
『  マミー、シッカリしなくちゃねぇ! 誰がミズ ビーの世話をするの?! マミーには、ミズ ビーを幸せにする責任がある! 落ち込んでなんかいられない! そう、そう、その顔に勝るものなんてない! マミーはね、ミズ ビーの幸せそうな顔を見て幸せになる!』
 
 
 
 
ミズ ビーは、エンジェルみたいな犬だった。
 
 
 
とことん落ち込み、日本行きのチケットを予約しようと決意したにもかかわらず、ミズ ビーとの全く予期しなかった出会いは、本当に不思議な出会いだった。
 
 
 
それゆえ、『Angel 』か『 エンジェル 』か『 アンヒェル 』か 『 アンジュ 』と名付けようかとも思った。
 
 
 
『 天使 』は、耳の後ろがくすぐったくなるような、そんな感じがして、洋犬ぽいミズ ビーには合わないような気がした。
 
 
 
それに、そんな名前を付けたら、天に召されて早くに死んでしまうかもしれないと思ったのもあった。
 
 
 
今なら、ミズ ビーをエンジェルと改名しても良いかもしれない。
 
 
 

彼女が、そう思ったすぐ後に、

 
 
 
なぜだか、必死に、それは嫌だと表現しているミズ ビーの強いイメージが頭に入って来て、そうしてはいけないように思えた。
 
 
 
「 ミズ ビー、安心して! 冗談だから!」
 
 
 
彼女は、そう囁いて、微笑んだ。
 
 
 
涙の後の微笑み、ミズ ビーが亡くなっても変わらない、
 
 
 
そう思いながら、彼女は、しばらく微笑んでいた。