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Mother's Day

日曜日は、レストランでブランチでも食べようかと彼と彼女が出かけても、

 
 
 
『 今日はMother's Day ですから、Mother's Day のスペシャル ブランチの予約でいっぱいなので、2時間待ちになりますね。』
 
 
 
そう言われて、
 
 
 
「 、、、、何処か、そう言うの、やってない所に行こう?」
 
 
 
彼女は、頭を横に振りながら、そう言った。
 
 
 
彼は、ちょっと残念そうな顔をした後に、コクリと頭を1度だけ縦に振った。
 
 
 
Mother's Day ?! 
 
 
 
ミズ ビーを喪った今となっては、そんな日は、彼女にとっては、全く無縁なものだった。
 
 
 
同じように、Mother's Day とは無縁のような人達が多く集まっているカフェに行って、コーヒーをすすり、甘過ぎるコーヒーケーキを彼と一緒につつきながら、
 
 
 
彼女は、真ん前に座っている彼の顔を見て微笑んだ。
 
 
 
「 あそこで、ブランチしたかったんだけどなぁ。」
 
 
 
彼は、残念そうに、そう言った。
 
 
 
「 、、、、別の日でもいいじゃない? ブランチが甘過ぎるコーヒーケーキになるとは思わなかったけど。」
 
 
 
彼女は、そう言って、笑った。
 
 
 
 
外を見ると、太陽が眩しかった。
 
 

 

こんな日は、笑いながら、ミズ ビーと歩いたものだった、、、、
 
 
 
彼女は、目を瞑って、顔を太陽に照らせた。