今でも、していること

 

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ミズ ビーが、この世にいなくなってから、しなくなったことは山ほどあるに違いないけれど、

 

 

 今でもしていることの1つに、

 
 
 
『 ミズ ビーに話しかけること』
 
 
 
がある。
 
 
 
それは、
 
 
 
ミズ ビーの写真に向かっての時もあれば、
 
 
 
空気や、
 
 
 
生きていたら、いるだろうと思える場所を見つめて話したり、
 
 
 
目を瞑って話したり、
 
 
 
空を見上げて話したり、
 
 
 
突然、目の前に現れたリスや鳥やトカゲやバタフライなどの生き物に、
 
 
 
ミズ ビーの名前を付けて話しかけたりと、
 
 
 
色々だが、周りに人がいないことを確認した後は、通常、話しかける時間が長くなる。
 
 
 
話しかけるだけでなく、
 
 
 
ミズ ビーがいることを想定して、
 
 
 
撫でたり、
 
 
 
両手で包みこむようにして抱いたり、
 
 
 
頬を擦り付けたりもする。
 
 
 
彼が、彼女が、そうしているのを見たら、目をギョロッとさせて言葉を失うか、マイムでもしているのかと思うかも知れない。
 
 
 
彼女が、ミズ ビーを一緒に育てた彼にでも、それを見せたくない理由は、彼が、それを真剣に受け止めて、彼女が精神的にオカシクなり始めているのではと心配するのではないかと思うからだ。
 
 
それに、そのアクションは、ミズ ビーと彼女との間の秘密のコネクションみたいなもので、彼に説明したら、この先、やり辛くなるようにも思える。
 
 
 
そして、彼が、どの位、彼女の気持ちと、その行動を理解してくれるのかも謎だった。
 
 
 
そうしている彼女さえ、頭のどこかで、
 
 
 
このまま、どんどん自分を失って、結果的には、全く現実離れした、俗に言う
 
 
 
  ' クレージー ' と呼ばれるカテゴリーに入りたくないなぁ、、、、
 
 
 
と思ったりもする。
 
 
 
それと同時に、
 
 
 
この世界の、あらゆることに振り回されず、ミズ ビーとの世界だけに、ドップリ浸かれるのも幸せかも知れない、、、、
 
 
 
とも思えて、
 
 
 
それも、ちょっと心配になったりもする。

 
 
 
15年以上、ミズ ビーは、嫌がることなく、撫でたい時に、思う存分、撫でさせてくれた。
 
 
 
話も聞いてくれた。
 
 
 
だから、そう簡単には止められない。
 
 
 
 
「 ミズ ビー、ペットを飼える状況になって、新しいペットが来たら、そのペットを撫でたり、話しかけたり出来るようになって、ミズ ビーのことを忘れてしまうだろうって思っているかも知れないけど、マミーは、ミズ ビーの事を絶対に忘れない自信があるんだ。だから、近くに居たかったら居ていいんだよ。」
 
 
 
 
そんな取り留めのない話をしながら、陽が落ちて行く。