“ それぞれ ” のフランダースの犬

ブラック & ホワイトの古いアメリカ映画、『 フランダースの犬 』のインフォのポスターらしき物には、フランダースの犬種として知られる “ Bouvier des Flanders ” ( ブービエ デ フランダース )が描かれていたので、その映画には、ブービエ デ フランダースが出て来るものだと彼女は思っていた。

 

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ブービエ デ フランダースをアクターとして観るのが初めてだったのもあったが、実際には出て来た犬がミズ ビーに似た犬だったのは、彼女をとても驚かせた。
 

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今になって、そのポスターは、1999年にアメリカで作られた同タイトルの映画のポスターらしく、
 
 
 
彼女が観た映画は、1935年に製作されたものらしいと言うことが分かった。
 

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1959年に、アメリカでは同タイトルで映画を製作しているが、犬は、ラブラドールの雑種犬のようだ。
 
 

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彼女は、子供の時から、動物が不幸に成ったり死んだりする本や映画は、極力、読んだり、観るのを避けて来ていて、それゆえ、フランダースの犬は、彼女の人生の中で読むことも観ることも、もしかしたら、無いかも知れないと思っていた。

 
 
 
かと言って、ベルギーの聖堂やルーベンスの絵画もストーリーの中に出て来て、少年と犬の友情物語と言う点では、大いに興味があった。
 
 
 
だが、読んだり、観る勇気は無かった。
 
 
 
ミズ ビーが彼と彼女のいる世界から居なくなってから、彼女は、家に引きこもりながら、ただひたすら、犬が出て来る番組を探しては観ていた。
 
 
 
『 フランダースの犬 』のタイトルを見た時に、観ようと思ったのは、
 
 
 
“ 映画の中で死ぬ犬は、ミズ ビーのように本当に死んだわけではなく、実際には生きていたわけだから、、、、”
 
 
 
そう冷めた感情で思ったからだった。
 
 
 
“ ミズ ビーを喪った哀しみ以上の苦しみは、もうこの世界には無い。”
 
 
 
そうも思えた。
 
 
 
観た後に、彼女は、初めて観る『 フランダースの犬 』が、その映画で良かったと心から思った。
 
 
 
それは、彼女が予想していた少年にとっても犬にとっても不幸な結末では無く、ハッピーエンドの映画だったからだ。
 
 
 

貧しく、親も無く、優しいが病気の祖父と一緒に暮らしていた性格の良い少年が、こき使われて虐められていた大型老犬をレスキューし、差別を受けたり辛い思いをしながら、老犬と一緒に死んでしまうなんて不条理過ぎると彼女は思う。

 
 
 
“ そんな少年と犬だからこそ、幸せになるべきだ!”
 
 
 
アメリカ的な発想かも知れないが、彼女にとっては、たとえ、ウィーダの原作とは違ってもかまわなかった。
 
 
 
そして、その映画が、彼女にとっての最初の『 フランダースの犬 』だったのは、幸か不幸か、ミズ ビーのおかげのように思える。
 
 
 

アメリカ映画の1959年と1999年の『 フランダースの犬 』のストーリーも、両方ともハッピーエンドのようなので、機会があったら観てみたいと思っているし、

 
 
 
日本版のアニメーションのも、観れる自信を持ったら観るかもしれない。
 
 
 
フランダースの犬のイメージ探しをしていたら、イギリスで使われたと思われる本のカバーや挿し絵のイメージに出会った。
 
 

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カバーに描かれている犬は、彼女にとってはピットブル犬のように見えた。
 
 

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挿し絵は、ちょっとヘアリーなピットブル、或いは、ブービエ デ フランダースとピットブルの雑種犬みたいな感じがした。
 
 
 
ピットブル犬が、映画に採用されたら、悪者扱いされないで、もっともっと愛すべき存在として広まっていたかも知れない。
 
 
 
日本の本のカバーとアニメーションのポスターでは、シェパード犬っぽいのとセントバーナード犬が描かれているようで、特に、セントバーナード犬は、スイスの犬として知られているので、それは、それで興味深いし、
 
 

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かと言って、ストーリーの舞台になったベルギーでは、この話は、ほとんど知られていないらしいし、
 
 
 
そう言ったことをふまえて、
 
 
 
フランダースの犬は、どんな種類の犬でも、雑種犬でもいいのではないだろうか?
 
 
 
そして、
 
 
 
見かけや大きさにかかわらず、飼い主にとっては、犬は心の支えになっているわけだから、
 
 
 
どんな犬でも、この映画の犬になれるのではないだろうか?
 
 
 
と彼女は考える。
 
 
 
そこには、
 
 
 
たとえ辛い過去があったとしても、
 
 
 
人間も犬も幸せになるチャンスを得て、
 
 
 
幸せになるべきだ
 
 
 
と言う強い願いが、
 
 
 
彼女にはあるからなのかも知れない。
 
 
 
 

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